除雪機を使うシーズンになる前に毎年簡単なメンテナンスをしています。
購入してから約10年が経ちそうな除雪機のバッテリーがいよいよ使えなくなりましたので、新しいバッテリーに交換した事の紹介です。
除雪機のメンテナンスは自分である程度できるようになると費用も安く抑えられるしオススメになります。
バッテリー交換は簡単です。
【要注意!】
バッテリーは常に水素ガスが発生しており硫酸も使用されておりますので、取り扱いを間違えると事故、怪我の恐れがあります。
バッテリーを扱う時は保護メガネ、ゴム手袋を着用しましょう!
車などはナビなどのセッティングが消去される恐れがあります。
除雪機の場合は気にしなくても大丈夫ですが
10年経っていよいよ寿命!除雪機のバッテリーがダメになった
ここ数年シーズン初めにはかかりが悪い我が家の除雪機のバッテリーとうとう電極が腐食してしまいました。
夏の間本体から外し、充電をして保管しておいたのですが!
まぁ10年よく持ったと思って少々高価になりましたが、ホームセンターに行って新しい物を購入してきました。
価格は約1,7万円
下手すると自動車バッテリーよりも高価です!
除雪機用バッテリーの電極の腐食
バッテリーの電極腐食理由ですが経年劣化による物です。バッテリー端子の根元の隙間から、バッテリー液やガスが漏れることで起こります。白い粉の正体は、それが結晶化したものです。
バッテリー内から漏れ出した物質が、錆(サビ)や腐食(ふしょく)を発生させると、バッテリーの性能が急激に下がってしまいます。
バッテリーの腐食を防ぐためにはいい商品もありますのでシーズン終了後には今年から使ってみたいものがあります。
除雪機のバッテリーの外し方
バッテリーの外し方は簡単です。
エンジンを切って、鍵も抜きましょう
抑えてあるネジを緩めて、ターミナルからケーブルを外します。
ショートする恐れがあるので必ずマイナス端子から外します。
次にプラス端子を外していきます。
この時プラスとマイナス端子が互いに触れない様に気をつけて下さい。引火と爆発の恐れがあります。
倒れたりしないように気をつけて下さい。当然エンジンが切れている事が前提の作業になります。
私は万が一のことを考えて、ゴムの滑り止めの付いた手袋を使用しています。
除雪機のバッテリーを取り付ける
次に新しく取り付けるバッテリーを用意します。付いていたのと同じ様に電極を間違えない様に気をつけて取り付けます。
まずは取り付けはプラス端子から
次にマイナス端子を取り付けましょう!
付いていたのを元通りに戻すだけなので比較的簡単な作業となります。
除雪機のバッテリー交換で一発始動
ここまでの作業時間は10分で完了します。
早速エンジン始動です。
と思ったらエンジンが掛からない!何故だ?と思って確認すると、保管の時にガソリンを抜いていたのを忘れてました。皆様もお気をつけて下さい。
もう一度気を取り直して始動、一発でエンジンが気持ちよく始動しました。
持ち込みや出張でのバッテリー交換は出張費、交換工賃含めて2.5から3万円は掛かると思います。
バッテリーのリサイクル
使わなくなったバッテリーは販売店で引き取ってくれるところもあります。
自治体や地域によってもリサイクル方法が違いますので確認しましょう!
除雪機用バッテリー夏場の保管方法
除雪シーズンが終わり使用しなうなったときの保管方法をお伝えします。
バッテリーのマイナス端子側を外しておく
半年未満の保存で、除雪機を雨風がしのげる車庫や、気温や湿度に左右されにくい環境に置けるなら、マイナス端子側を外すだけでも問題ありません。
バッテリーが通電していない状態なら、放置していてもバッテリーが上がる心配は少ないでしょう。簡単な方法ですが、端子を外した際は端子の先をビニールテープなどで巻いておく方が良いでしょう!
除雪機からバッテリーを外し保管する
1年以上の長期間にわたって除雪機を使用しない場合、バッテリーを除雪機に搭載したまま放置すると自然に放電してしまうため、バッテリーが上がってしまっていざ使おうと思った時にエンジンが掛からなくなってしまいます。
長期間使用しない時はバッテリーを外して、気温の変化が少なく湿度が低い場所に保管するのが理想的です。外し方は以下の通りです。
保管する際に、充電器で充電するとなお良いでしょう。定期的に充電をすることで、バッテリー上がりによる劣化を防止できます。
バッテリー充電器も一つあると便利
車やバイク除雪機にも使用できるバッテリー充電器が家庭に一つあると非常に便利です。エンジンが掛からなくなった時、バッテリー保管の時の充電、使用前の充電などに便利です。
アマゾンや楽天などで比較的お安く販売しています。
除雪機バッテリー交換のまとめ
バッテリーを、長持ちさせるためには、夏場は必ずコードを外して保管しましょう!そのままだと数ヶ月で、使えないバッテリーになってしまいます。
保管時にこの商品を使うと腐食が予防できます。
バッテリーの取り外しは非常に簡単です。
電極に気をつけながら取り付け取り外しを行えばあら快調!エンジン一発始動です!